なぜIT業界はブラックが多いと言われてしまうのか!?

IT業界は常にプロジェクトの納品というゴールに向かって寝る間も惜しんで開発しているイメージがあります。つまりは、定められた勤務時間外にも沢山の時間を仕事に費やし、自分の自由な時間が少ないいわゆるブラックなイメージが定着しています。

果たして、実態はどうなのでしょうか?

IT業界がブラックと言われつ所以と、その改善策についてのお話しです。

IT業界がブラックと言われる理由

1、プロジェクトの難易度の高さ、納期の存在

日本のIT企業のほとんどはクライアントが求めるシステムを構築するいわゆる「技術」を売っている会社なのですが、クライアント側に理解が無い(まあ、だから発注してるんでしょうけど・・)と、「こんなんささっと作れるでしょ」みたいなノリで来られることもしばしば。

つまりは実際にかかる工数と納品期日が釣り合っていないケースが度々発生してしまいます。

コードというあまり華やかでは無い成果物を求められるエンジニアにはキツイところです。

2、PCさえあれば時間・場所を問わずに仕事ができてしまう

実はこれが一番の理由じゃないかと思うのですが、そもそも日本のIT業界のほとんどの会社には定時という概念はあるものの限りなく薄いのです。なぜかというと、PCがあればいつでもどこでも仕事ができるから。

なので、結局は時間管理に関する意識が低くなってしまい生産性が落ちていき、だらだらと残業してしまう結果になってしまうのです。

日本のIT企業は勤務時間過ぎたら即残業代を払ってくれるようなまっさらなホワイト企業はまだまだ全然少ない状況で、みなし残業が多かったりするので、当然会社に対する貢献意識も薄くなっていき、こうした意識の低い生産性の低い労働形態が蔓延しているのです。

3、そもそもIT人材のリソースが足りない

現在日本全体でIT人材の不足が問題になっていて、今後さらに増えていく予想になっています。現在のIT業界はまだまだ未開のマーケットが広がっていて、やる気と実力さえあれば医者や士業系にも届きうる年収も夢ではないのに、最近の若者はひたすら現実思考で、堅実な道を選びたがる傾向があります。

そもそもITの市場が広がっていくなかで、エンジニアを目指す人材も減っていくとなると現在頑張っているエンジニアの背中に大きな比重の重荷が乗っかってしまうのは当然と言えば当然です。

ITの仕事をブラックにしないための解決策

1、時間をきっちり決める。そしてやりきる。

残業代もでないのにそんなにきっちり頑張りたくないという気持ちも分かりますが、仕事を早く終わらせると自由な時間という何ものにも変えがたいものが得られます

どうしても怠け者のあなたには、良い方法があります。決められた仕事を時間までに終わらせないと自分に対して軽い罰ゲームを課すのです。それが外部の人に頼めるのであればなお良いでしょう。

人は、心の中に緊張やプレッシャーがかかる状態になると脳のなかでノルアドレナリンというストレスホルモンが分泌されます。

このノルアドレナリンは、あまり分泌されすぎると慢性ストレスになってしまい良くないのですが、短時間であれば集中力や思考力を高めてくれる良い薬にもなってくれます

こちらのノルアドレナリンをうまく利用して仕事を時間内に終わらせましょう。そして、やりきって達成した時には、充実した達成感も得ることができます。

2、どうしようもない場合は転職を

ブラックと言われる理由2は内部的要因なので、前述の方法でなんとかなりますが、1と3に関しては社会と会社の問題なのでどうしようもないのが現状です。

あまりに社内制度・勤務体系が劣悪だと判断した場合には、なるべく早めに転職活動することをおすすめします。

その際、気をつけたいのが自分でネットで探すよりエージェントという転職のプロにお願いすること。

あなたの市場価値や向いている企業、企業対策などについて親身になって教えてくれます。エージェントにお金を支払う必要は無く、採用企業から採用が決まった際にエージェントに年収の何割かが支払われるので、基本無料。エージェントと企業との信頼関係で成り立っている取引なので、本気でマッチングを考えてくれます

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