Python関連の本に関するアマゾンレヴューまとめ

今回は、AI/ディープラーニング(深層学習)/機械学習など、今話題のITトピックを学習するのには欠かせないPython(パイソン)に関する書籍について、Amazonでの評価や口コミをまとめてみました。

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

著者:斎藤康毅

発売日:2016/9/24

ページ数:320ページ

Amazonユーザー評価:平均4.5(レヴュー数96件)

Python3を使って、ゼロからディープラーニングを作ることで、ディープラーニングの基礎・原理・特徴・何が優れているのか?といったことが楽しく学べる内容となっています。

Amazon高評価レヴュー

・ディープラーニングをまったく知らない者がこの本を通じて辛うじてどんなものなのか想像できました。

・AIに興味を持ってニューラルネットワークとは何か気になった方にオススメです。

・ディープラーニングのライブラリを使っていたらとてもわからない、ライブラリの内部の動作を知るための本です。
噂に違わず、わかりやすく書かれていると思います。
必須知識は、pythonプログラミングの基礎と、数学(偏微分、行列の積)あたりでしょうか?

Amazon低評価レヴュー

・肝心なことですがディープラーニングの実装ではなくニューラルネットワークの実装という方が内容的には正しい.

・肝心なアルゴリズムの説明を省略してる。
何度も、「詳しくはソースを見て下さい的なことが書かれている。
Pythonが使い慣れている人しか習得できない。

詳細! Python 3 入門ノート

著者:大重美幸

発売日:2017/5/24

ページ数:416ページ

Amazonユーザー評価:平均4.5(レヴュー数17件)

Python3.6の入門書で、538本のサンプルコードと154本のPythonファイルを用いてpythonの基礎をしっかりと叩き込むことができます。最終章では、応用として機械学習のトレーニングができます。

Amazon高評価レヴュー

・あまりにもわからなくて、グーグルで調べることさえ難しかった私が、他人が書いたpythonのコードの意味がなんとなくわかるようになりました。とても助かっています。

・特に「データ解析を目指す人」向けの入門書としてはかなりの優れものだと思いました。
インストールや実行方法、基本的な構文について詳しく、初めてプログラミングに触れる人でも理解できそうな丁寧さで書かれています。

・オライリーの入門書が難しいと感じる方にお勧めできます。

Amazon低評価レヴュー

・内容は悪くないんだけど、文字列のコピーやハイライトができないってやっぱり辛いわ

・サンプルがいったい何を目的にやっているのかわからず
物凄く退屈です。多分いつか使うかも知れないことを想定してるんでしょうけど
興味が湧いてきませんでした。

入門 Python 3

著者:Bill Lubanovic

発売日:2015/12/1

ページ数:600ページ

Amazonユーザー評価:平均4(レヴュー数44件)

おなじみオライリーのプログラミング参考書。Pythonが誕生してから4半世紀。現代では、データサイエンスやウェブ開発、セキュリティなど様々な分野で使われることが多くなったPython。こちらはプログラミングが初めての人を対象に書かれたpythonの参考書です。前もって必要な知識は必要ないと書かれていますが、レヴューをみてみると全くの初心者にはちょっと内容が難しい様です。多言語を何か一つでも深く理解した人にすすめます。あと、洋書の翻訳版だけあって翻訳の好き嫌いが結構別れているみたいですね。実際の本屋さんで軽く立ち読みするなどすると良いでしょう。

Amazon高評価レヴュー

・「森」を知る良書と思います。一方、これを読んで何かに使おうとすると「木」の詳細がわからず、調べなければならないことが沢山出てきます。

・本書は Linux での実行を念頭に書かれています。

・これからPythonを学ぶ初心者におすすめの良書だが、詳細説明を理解するには他言語の経験があると良い。

・実用書ですが、文書もおもしろく読みやすい。
実際にプログラムを入力することで、初心者でも理解できそうです。

Amazon低評価レヴュー

・これからプログラム言語を学びたい超初心者向けではないと感じました。

・全くプログラミングなどの知識が無い状態で読みました。しかし、出てくる用語がちんぷんかんぷんでよく分かりません。

・練習問題の日本語がおかしい所がちょこちょこあり

・筆者の語彙力がないのが残念。とても分かりにくい

退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

著者:Al Sweigert

発売日:2017/6/3

ページ数:616ページ

Amazonユーザー評価:平均4(レヴュー数26件)

ファイル名の変更や表計算のデータ更新などといった「仕事のための仕事」と言える単純作業をコンピューターに任せてラクしようというのが本書の趣旨です。ノンプログラマー向けに、手作業だと膨大に時間のかかる処理を一瞬でこなすPhthon3のプログラムの組み方について学べます。

Amazon高評価レヴュー

・pythonを使って、定性業務を終わらせようが趣旨の本です。
VBAで業務効率化を図っておりましたが、web検索、画像処理などが増えてきたため、新たに言語を学ぼうと購入しました。

・初心者向けの本をいくつか読みましたが、この本は、コードも難しくなく、かつ説明も分かりやすかった。アイデアが欲しい時リファレンスとして活用している

Amazon低評価レヴュー

・正直”ノンプログラマー”には厳しいと感じる。これまでツールを使う目的でCなど他の言語を学んできたが、そのバックグラウンドがあっても理解が追い付かない部分が多かった。

・プログラミングの経験のあるpython初心者にはおすすめです。
「ノンプログラマーにもできる」と書いてありますが、全く初めての人にはどうかな?と思います。

いちばんやさしい Python入門教室

著者:大澤文孝

発売日:2017/4/8

ページ数:256ページ

Amazonユーザー評価:平均4.5(レヴュー数11件)

「いちばんやさしい」と入門書ということで、この本はプログラミング自体の初心者・Pythonを学習しようとして挫折してしまった人に向けて書かれています。基本的な言語の概念、知識、文法などについて省略せずに説明されていて、簡単なゲームや計算などの演習を通してきっちり学べる様になっています。

Amazon高評価レヴュー

・本書を読むことによって、プログラミング教育でも利用されることの多いPythonを通じて、構造化プログラミングやオブジェクト指向に関する基本的な事項を学ぶことができます。

・分かりやすくて、これをやった後に、その他の書籍に移れば独習でいけそうだという自信が得られました。ゼロからプログラミングを始められる方はまずはこの本で学習されることをお勧めします。

・「常識」もあらためて解説されていていい。実際のプログラムは専門家に書いてもらうけどやりたい事の指示や時間や費用を見積もるのに知識が欲しい門外漢には、ちょっとわかった気になれるのは大切で、そういったこと向けの本が必要なんだと思う。これはそんな目的にかなう本だった。

Pythonスタートブック

著者:辻真吾

発売日:2010/4/24

ページ数:320ページ

Amazonユーザー評価:平均4.5(レヴュー数55件)

前項の「いちばんやさしい〜」と同じくプログラミング自体を学習したいときにPythonを用いるといった趣旨の本。高評価だが出版年が少し古いのが難点か。

Amazon高評価レヴュー

・本書は、現実のモノを使った例え話でイメージを湧かせ、実際のコードと関連付けて修得させる巧妙な手法で構成されている。著者が技術的に相当優秀なのだろう、類似本を多数比較した中で、格の違う優れたテキストと感じた。

・「まったくのゼロからでも大丈夫」に偽りなし。でした。「初心者向け」はある意味では、書くのが最も難しい本だと思うのですが、例え話が丁寧ですごく分かりやすかったです。

Amazon低評価レヴュー

・まずPython 2 のバージョンをベースに説明されているので、新しいPython3で学ばれる方だと困惑すると思います。

・ゼロから、ということなので、内容の薄さは仕方が無いのかもしれないが、この本でできるようになることは限りなく少ない。

みんなのPython 第4版

著者:柴田淳

発売日:2016/12/22

ページ数:500ページ

Amazonユーザー評価:平均4(レヴュー数22件)

Pythonの入門書を一通り読み終わった人が、もう一歩理解を前に進めるための中級者向けの本です。AnacondaやJupyter Notebookなど、Pythonの最新開発環境にも対応しています。

Amazon高評価レヴュー

・少し分厚いですが、よくまとまっていてわかりやすいです。
初心者にオススメです。
・「Python スタートブック」を3周したのち、この本に移りました。Pythonに備わっている基本的な機能に関してやや踏み込んだ説明があるため、上記の本で得た知識をより実用的なレベルまで高めることができます。
・本エディションでJupyter(IPython Notebook)向けに前半部分が全面改訂されておりこれだけで購入の価値があります。

Amazon低評価レヴュー

・すごくいい本だけど、ももクロとかガルパンの例のせいで一気にオタ臭が・・・。

・プログラミング言語の入門書なんてサンプルコードを写経してなんぼだと思うんですが、この本のサンプルコードの事例の変数名がダラダラ長すぎたり、文字列の中身が作者の趣味に走ったような事例ばかりで、入力するのも鬱陶しいようなものばかりで、読み進めていくとそれが苦痛になってきました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

入門書を別にすればPythonという言語は、機械学習やディープラーニングから自動化処理まで、幅広い用途に使える言語です。

自分がPythonを使って何がやりたいのかを明確にしてからじっくりと書籍を選ぶのが良いでしょう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

/*authorがありませんエラーへの対処*/ フリーランスカフェ