フリーランスが商談に臨む時、必要な3つの心構え

フリーエンジニアの皆さんがエージェントなどで良いなと思える案件を見つけたら、エントリーして商談の約束をします。

 

しかし、フリーランスになって間もない、という人は尚更ですが、商談というものには不安がつきものです。

 

特に、ITエンジニアのフリーランスは、会社である程度経験を積んでいる方がほとんどですので、「いい年をして就職面接のようなことはやってられない!」と思ってしまう方もたくさんいらっしゃるようです。

 

しかし、エンジニアとクライアントが話し合う商談という場は、就職や転職などの面接のようなものと違い、自分という人材を、商品に見立てて販売するいわば営業活動のようなものです。

 

そのような下手なプライドは捨てて、自分という自信を持って紹介できる商品を売り込みにいく、というような、営業マンのようなプライドを持って商談にのぞみましょう

 

今回は、フリーのエンジニアが商談に臨む際必要な、3つの心構えを紹介します。

 

商談の時に必要な3つの心構え

 1、自身のスキルを明確に理解し、正確に伝える

 

誰しも、自分のスキルや能力について話すとき、自慢話になるようで、照れや恥じらいが出てしまったりするものです。しかし、「相手は自分という商品にお金を払うのだ」と思えれば、自分のスキルや能力について話すのに照れや恥じらいが存在する必要はありません。

 

しっかりと自分のスキルの棚卸しをして、それを装飾することも過小評価することもなく正確に伝える準備をしていきましょう。そうすれば、「案件先の環境が、思っていたのと違った」などというミスマッチも防ぐことができます。

 2、時に断る勇気も必要

 

先ほどクライアントとの商談の場を営業にたとえましたが、相手がOKを出したからといって、こちらも即仕事を引き受ける必要はありません

 

一般的な営業と違い、こちらは自分自身という世界に一つの商品を売っているわけですから、単価が思ったより低かった場合や、「この人と一緒に仕事したくない」などと感じた場合は、丁重に断りましょう。

 

最近は、高い技術を持つエンジニアは慢性的に不足しており、IT業界は売り手市場になっています。そこを断ったとしても、他に案件はいくらでもあります。就職の面接などとは重さが全然違うわけですから、気にする必要もありません。

 

もし、案件に入った時合わないなと思ったら、最初の契約更新の際に、さっさと辞めれば良いのです。

 3、落ちても凹まない、理由を聞いて成長の糧にする

 

商談がうまくいったと思っても、結果がうまくいくとは限りません。「誠に残念ですが、お見送りになりました」という連絡を、エージェントからもらうことも少なくありません。

 

自分を全否定されたような気になって、落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかしそう思う前に、ダメだった理由などをエージェントから聞いておくようにしましょう。

単純に、細かい技術の経験がなかったりするだけで、教育する時間がないという理由で落とされたりするケースもあります。その場合は、自分に足りなかった技術を意識する機会が持てたと考え、前向きに捉えましょう。意外に、些細なことが理由になっていることが多いのです。

 

あるいは、交渉した価格が高かったからお願いできずやむなく断ったパターンもあるでしょう。その場合は自分を安売りする必要はありませんので、縁がなかったと割り切るようにしましょう。

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。フリーランスエンジニアがクライアントとの商談の際に必要な心構えについてまとめてみました。

 

誰だって、1対1や多数対1のような面談の場は苦手なもので、できれば避けていきたいものです。

 

しかし、今ではそのような場に同行してくれるエージェントも多く心理的にはだいぶ楽なものとなりました。

 

それに、元々新卒の就職面接のような一生を決めるような重要なことでもないですから、気負いなく、良いと思った案件はすぐさま商談に持ち込むような姿勢でいればいいと思います。

 

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