フリーランスに必要な能力その3 努力継続力

フリーランスに必要な能力その3 努力継続力

以前、こちらの記事でフリーランスに必要な3つの能力について書かせて頂きました
。今回はその3つの内、努力継続力について詳しく考えてみたいと思います。

フリーランスは競争の世界なので、自分を鍛えることを継続しないと仕事にあぶれてしまったり、報酬の高い案件にありつけなかったりという事になってしまいます。ですから、常に自己成長のための努力を続ける必要があります。とはいえ継続するのはなかなか難しいものです。どうしたら継続できるのでしょうか。

1、長期の目標と、短期の目標を明確にする。_

まず目標を定めます。その際、最終的な長期の目標と、できるだけ細かい単位での短期目標を立てます。
長期目標は、自分の根源的な欲求と結び付けましょう。というか、結びついているはずですので、それを明確にしましょう。
例えば、半年で10キロのダイエットをする、という目標を立てるとします。その際、なぜダイエットが必要なのか、なぜダイエットしたいのか、ダイエットしたら何が得られるのか、などを明確にし、スマートな体形になり自分に自信をつけたいであるとか、単純にもてたいであるとか、健康的でありたいとか、もともとの動機、欲求を明確にします。

次に、長期目標を達成するための道筋を考え、その過程にチェックポイントのように短期目標を設定します。この短期目標はできるだけ短いスパンで、沢山設けるようにしましょう。人はすぐ目の前の目標に対しては長期のものと比べやる気が出しやすいようにできています。3日坊主になるのがわかっているなら、3日以内に新しい目標が現れるように、細かく目標を立てれば良いのです。
これは継続の根本的なコツの一つで、例えばジョギングをあとグラウンド5周すると思うと挫折してしまうところも、「あと1周」を5回繰り返すのはだましだまし行けてしまうものなのです。
できそうだと思える目標を細かく設定する。これがポイントです。

2、日々の努力は無理のない程度_

頑張りは必要ですが、無理は禁物です。翌日に持ち越すような無理は継続の破たんにつながりますので、次の日に持ち越さないような程度の負荷の目標設定にし、無理なく達成し、成功体験を積んでいくようにするのが良いでしょう。

3、努力を記録する_

日々の努力を記録してみましょう。その際、辛かったとか、これくらいしかできなかった、など、ネガティブな印象の書き方ではなく、辛かったけどここまでやった、目標まで達しなかったものの、逃げずに半分まででもやれた。など、自分のやったことを肯定的にとらえ、記録しましょう。ポジティブなしめくくりにすることで、次のトライのモチベーションにつながります。

4、達成時には自分にご褒美をあげる_

ご褒美には心理的にやる気が出るだけでなく、脳科学的に行動を傾向づける作用があります。
脳には報酬系という回路が存在し、好ましい行動をとった後、その行動を次も行うように傾向づける役割を果たします。つまり、報酬系を働かせればその行動を続けやすくなるという事です。報酬系を働かせるには、その行動が好ましい行動だったと評価させることが必要です。ですから、自分にご褒美をあげることでその努力は好ましい行動だったと脳に知らせて、報酬系を働かせ、結果、次も努力を行うという傾向づけをするという事です。

この傾向づけを何度も繰り返すためにも、小さな目標をたくさん設定し、それを達成する機会を設けることが大切です。
以上の手順で自分の行動を明確にし、半自動的に行動が持続するようにすることで努力を継続させることができるはずです。頑張りましょう!

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