フリーランスエンジニアに向いている人になる方法!

現在システムエンジニアとして働いているみなさんはもちろん、これからシステムエンジニアになろうとしている人の中にも、フリーランスで働くことに夢を抱いている人は多いのではないでしょうか。なぜならエンジニアはフリーランスで働きやすく、自由度が高い上に高収入で豊かな生活を送っているというイメージがあるからです。

ではそのイメージは本当に正しいのでしょうか。

本記事では稼げるフリーランスエンジニアに向いている人の特徴について解説していきたいと思いますがまずはフリーランスのイメージとその実際について検証していきます。

エンジニアはイメージ通りなのか?

フリーランスで働きやすいか?

前文でも書いてある通り、エンジニアはフリーランスで働きやすく、自由度が高い上に高収入で豊かな生活を送っているというイメージがありますよね。果たしてこのイメージは正しいのでしょうか。

少なくとも前半部分「エンジニアはフリーランスで働きやすい」ことは正しいと言えます。基本的にはシステムエンジニアであればパソコンさえ持っていればどこでも仕事ができる職種だからです。

しかし後半はどうでしょうか。

自由度が高いか?

まず、「自由度が高い」ことについてですが、これは自宅やおしゃれなカフェで仕事をしているイメージがあるからではないでしょうか。しかし、そもそもフリーランス=在宅勤務ではありません。フリーランスとは会社(他人)に雇用されていないというだけのことで、実際はある程度決まった就業時間の中で契約した会社に通って働いているケースが大半です。

そもそもフリーランスの契約は月額140時間~180時間の労働として契約するケースが多く、140時間を下回れば報酬が低くなってしまうのです。そうなると結局通常勤務の160時間もしくは20時間残業があるくらいは働くということになります。もちろん180時間以上は残業しなくて良いということではありません。フリーランスで契約すると通常は業務委託契約になり、これは納品物を担保する契約であることが多いです。そうなるともし契約時間内に約束の成果を出せなければ180時間を超えて残業するということもあり得るのです。

当然稼ぎを気にしないのであれば稼働時間が少ない週3~4日、時短などの仕事もありますからそういう仕事をすれば自由度は高まるでしょう。

つまり自由度が高いというのはフリーランスの中でもよっぽどスキルが高いかあまり稼ぐ気がないかのどちらかの方になるのです。

高収入なのか?

これも一概には言えません。エンジニアと一言で言ってもそのスキルは幅広いからです。フリーランスになったから高収入になるということはありません。これも本人のスキルによってくることは言うまでもないでしょう。

以上のことから、エンジニアであれば誰でもフリーランスとして働ける可能性は高いのですが、自由度高く、稼げるかどうかと考えたらやはり向いている人、向いていない人がいるのです。今回は特に稼げるかどうかという観点からフリーランスエンジニアに向いている人の特徴を考えてみたいと思います。

フリーランスになって稼げる人の特徴とは?

ざっくりお伝えすると自分で自分を管理できてスキルの研鑽ができる人なら向いていると言えます。具体的にはフリーランスの仕事の流れとともに必要な能力を見ていきましょう。

フリーランスの仕事の流れ

  • 仕事を探す(コミュニケーション力、自己アピール力)

会社員であれば自分がやるべき仕事は会社から指示されますが、フリーランスとは自分でやるべき仕事を決める(選ぶ)必要があります。フリーランスの人がどのように仕事を取ってくるかというと知り合いからの紹介やエージェント経由となります。

そのため、仕事を見つけるためにはコミュニケーション力と自己アピール力が必要になります。知り合いから仕事を依頼されるということはそもそも知り合いがいなければ仕事がもらえません。このためフリーランスは横の連携も大事なので日頃から他のエンジニアさんとの交流も必要です。日本人は謙遜の文化なのでどうしても自分を低く見積もりがちですが、フリーランスはそれでは案件が回ってこないので自分は何ができるか、何が得意か、何をやっていきたいかなどしっかり自分をアピールする必要があります。

  • 契約をする(理解力、交渉力)

案件が見つかったら次は契約です。フリーランスは通常、どういう成果物を提出するかということを契約に盛り込みます。そこでどのくらいの時間や単価でどの程度のものを作るのか、自分のスキルで対応可能なのか、そもそもその契約書に問題はないのかなど契約の内容を自分で確認して理解する必要があります。さらにそこに問題があると思えばしっかりと交渉する必要があります。

ここをなあなあにしてしまうと後でとんでもない大問題になる可能性がありますので注意が必要です。大げさな話ですが、例えば納期に遅れてしまった場合に契約違反を問われて損害賠償請求などされた日には稼ぐどころではなくなってしまいますよね。

知り合いから発注された案件だとしても仕事として契約するからには知り合いでも友達でもなく、クライアントという意識をもってしっかり契約を交わすことを忘れないようにしましょう。

  • 業務を遂行(成果物を納品)する(技術スキル、管理力【納期・業務の優先順位など】)

肝心の案件参画時には当然先方が望んでいるスキルがあるかどうかが問われます。

そしてそれだけでなく納期や仕事の仕方、労働時間などについても誰も指導してくれませんので、自分で自分を管理して仕事をしていかなければなりません。

どこかの企業に常駐していれば他の人の目もあるのである程度意識はできるかもしれませんが、もし在宅勤務などしてしまった場合は特に労働時間の管理が重要になってきます。

以上、それぞれのフェーズに2つずつ必要な能力を記載しました。そして、一つずつの案件フェーズだけでなくフリーランス人生全体を通して必要なスキルもあります。

それは、自身のキャリア設計力です。

これはエンジニアに限った話ではありませんが、自分自身のキャリアプランについて会社員であれば案件の割り振りや役職、部署の異動などを通じて会社も一緒に自分のキャリアアップを考えてくれるケースが多いです。しかしフリーランスは完全に自分一人で考えて作っていかなければいけません。

仕事を長く続けていると、年齢によって周囲から求められるスキルや関わり方が変わってきます。長くフリーランスで働いて稼ぐためにはそういった自分自身の年齢や経験年数、スキルなどを総合して将来を見据えた案件に入り、必要なスキルを身に着けていくようにしなければいけないのです。

IT業界は特に変化の激しい業界ですのでその都度求められる技術スキルも変わってきますので特にキャリア設計には敏感である必要があると思います。

改めてフリーランスに向いている人についてまとめると以下のようなスキルを持った人です。

・コミュニケーション力

・自己アピール力

・理解力

・交渉力

・技術スキル

・管理力【納期・業務の優先順位など】)

・自身のキャリア設計力

自分が稼げる人の特徴に当てはまらない場合はどうしたら良いか。

稼げるフリーランスエンジニアに向いている人のハードルが高いと思われた方もいるかもしれません。本当にそんなに高いスキルが必要なの?と思われた方もいるかもしれません。そんな方は自分が起業すると思ったらどうでしょうか。フリーランスというと急に親近感が沸くかもしれませんが、要するに独立して自分で会社を立ち上げるのと同じです。会社を軌道に乗せると思ったらその大変さは想像に難くないと思います。フリーランスの場合は自分一人が食べていければいいので必要以上に稼げなくても良いという意味でまだ気が楽というだけです。もちろん最初にお伝えした通り、年収の高さなどを気にしなければ誰でもフリーランスとして働くことはできます。でも今話しているのはしっかり稼ぎたいという人向けなので稼げるエンジニアを目指すにやはりそれ相応のスキルが必要になるのです。

では、自分はとてもそこまでのスキルがないと思った人はどうすれば良いでしょうか。もちろんフリーランスを諦めましょうということにはなりません。自分だけで難しければ他人の力を借りれば良いのです。即ちエージェントを使うということです。

会社員エンジニアとフリーランスのエンジニアを比較してみると次のような差はあります。

尚、会社員エンジニアの年収は平成30年賃金構造基本統計調査

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2018/gaiyo.html)のデータをもとに、「きまって支給する現金給与額」12か月分と「年間賞与 その他特別給与額」を合わせた金額を記載しています。

フリーランスエンジニアについてはフリーランスの仕事を紹介しているエージェントのHPに記載されている平均年収をさらに平均しています。

■会社員エンジニア

システムエンジニア およそ511万円

プログラマー およそ418万円

■フリーランスエンジニア

829万円

【参考エージェントの内訳】

862万円(レバテックフリーランス)

847万円(PE-BANK)

780万円(ギークスジョブ)

もちろんあくまで平均額を記載しているのでエージェントを使う即ち高額の報酬を得られるというわけではありません。それなりのスキルやコミュニケーション力は必要になります。しかし、エージェントにはさまざまなサービスが用意されていますので自分で営業したり、交渉したり、契約ごとなどを取りまとめたりと自分一人でやるよりはタスクが少なくなるのでぐっと楽になります。

また、今後自分がどういう風にスキルをつけていくかキャリアプランを相談できたり、そのキャリアプランに沿って仕事の提案をしてもらえたりもします。そういったメリットを鑑みて、フリーランスになりたいのに尻込みをしてしまうような方はぜひ一度エージェントに相談に行ってみてはいかがでしょうか。

まずは自分の市場価値を知るなど情報収集をするだけでもメリットになると思いますよ。

まとめ

フリーランスで働くことは、年収アップや拘束時間の減少などのメリットもある一方、自分一人の力で考えて切り開いていかなければいけないという大変な点(人によってはデメリット)もあります。

フリーランスで働くことを選ぶか否かはあなた自身の人生にとってフリーランスで働くことのメリットが、その大変さを鑑みた時にどこまでメリットになるのかということがポイントになります。エージェントを利用するとしてもフリーランスで働く以上それなりのスキルと自己コントロールは必要です。しっかり自分自身と向き合って将来設計をしながら働いていくことになります。最初は大変だと思いますが、技術が好きとか稼ぎたいとか何か強い気持ちがあればゆくゆくは希望の働き方に近づいていけると思います。どこまでやれれば成功と言えるかはあなた次第です。ぜひがんばってください。

フリーランスエージェントに登録したい方はこちらからどうぞ!

↓↓↓





フリーランスエンジニアに安心保証と豊富な案件紹介を【midworks】



■大阪・京都の方はこちらも!


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

/*authorがありませんエラーへの対処*/ フリーランスカフェ