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SE、ITエンジニア、プログラマ達の相棒!こだわりのキーボード5選
SE,ITエンジニア、プログラマにとってキーボードは最も重要な仕事道具の一つだと思います。毎日手で触れるものだからこそ自分にとって使いやすい、納得のキーボードを選びたいものですよね。そこで今回は様々なタイプのキーボードをご紹介したいと思います。
|キーボードの種類
キーボードの分類のポイントとして、
- 有線か無線か
- テンキーの有無
- 4種類のキー方式
- キーピッチ
などの項目があります。
キー方式がわかりにくいと思いますので、ご説明します。
・メンブレン方式
メンブレン方式はキーの下にゴムのシート(メンブレン)が敷かれているタイプです。メンブレンはドーム型をしていて、キーを押すと適当な反発力で返ってきます。低コストで生産可能なため、大抵のメーカー製デスクトップパソコンのキーボードや格安キーボードなどはこのメンブレン方式です。
・パンタグラフ方式
パンタグラフ方式はキーの下に電車のパンタグラフのような十字のリンク機構の部品がついています。採用例はノートパソコンのキーボード。浅いキーストロークで、構造的に省スペースにできるためノートパソコンで採用されます。また、メンブレン方式よりも支持がしっかりするのでキーの端を叩いた場合でも押下しやすいのも利点ですね。個人的には浅いストロークが好きなので好みのキー方式です。^^
・メカニカル方式
メカニカル方式は各キーに押下を検知するスイッチが搭載されているタイプです。このキー方式はクリック音や指に伝わるクリック感が特徴です。スイッチの作り次第で性格がでます。この方式がよく使われるのはゲーミングキーボードで、ミクロン単位のキーストロークへのこだわりや高い精度の作りが要求されます。そのため各メーカーはキースイッチの違いでキーボードの特色を出しています。また、メンブレン式に比べ圧倒的にキースイッチの耐久性が高く、耐久性テストでは約10倍の耐久性を実現しています。
・静電容量無接点方式
静電容量無接点方式とは、キーの構造自体はメカニカル方式に近いのですが、メカニカル方式が何かしらの接点を持つことでキーの押下を検知するのに対し、静電容量無接点方式では接点を持たなくても、キーとセンサーの距離の変化によるコンデンサーの静電容量の変化を検知することでキーの押下を認識するという方式です。
スイッチを押すための力が要らないため、軽いキータッチを実現できるほか、高い耐久性と信頼性を備えます。
■4つの方式の内、メンブレン式、パンタグラフ式は比較的低コストな方式、メカニカル式、静電容量無接点方式はコストがかかるが高性能な方式と言えます。
|オススメキーボード紹介
さて、前置きが長くなりましたが、おすすめキーボードの紹介です。
1、東プレ REALFORCEシリーズ
参考価格15000円~25000円
やはりまず最初にご紹介するのはこのキーボード、REALFORCEです。
静電容量無接点方式を採用し、高い耐久性とこだわりの打鍵感を出しています。構造上、キーごとにキー荷重(キーの反発具合、キータッチ)を設定できるため、例えば小指で打つようなキーは軽く、それ以外のキーは重めで、とか、素早い反応を求められるゲーミングモデルでは一律軽いキー荷重にするなどの味付けがなされています。
2、ダイヤテック株式会社 FILCO Majestouchシリーズ
参考価格10000円~20000円
こちらもこだわりの逸品。メカニカル方式を採用。そのメカニカルスイッチを味付けによって4種類用意し、ラインナップしています。また、無線モデルやテンキーレスタイプなどもあるので、自分にぴったりのモデルが見つかるのではないでしょうか。
3、PFU Happy Hackingシリーズ
参考価格5000円~30000円
静電容量無接点方式を採用。無駄を省いたデザインで、コアなファンも多いキーボードです。Unix配列と言って、Aキーの左にctrlキーがあります。
キーストロークやキー押下圧も微妙に違うモデルを出しています。また、無線モデル、Mac対応モデルなどもラインナップされていますので、幅広いユーザーに対応していますね。
4、LOGICOOL ワイヤレスキーボード K270
参考価格約1500円
ここまでは高級機種をご紹介しましたが、こちらはうって変わってリーズナブルなメンブレン式の無線キーボードです。2016年11月現在Amazonのキーボードの売れ筋ランキングでトップであり、ユーザーから高い評価を得ています。無線キーボードで気になるバッテリーの持ちも、付属の電池で半年持ったという報告もあり、優秀なようです。
5、ビット・トレード・ワン BFKB88PC
参考価格5000円
最後に私が使用しているキーボードをオススメとして紹介したいと思います。
パンタグラフ式でキーストロークが短く、ノートパソコンのキーボードのような感覚で打てます。enterキーが大きく、安心感があり、ミスの心配がないですね。また、ゲーミング用途を念頭に置いているため、複数同時押しに対応しており、素早いタイピング時にタイミングが被った場合でも入力できるようになっています。パンタグラフ式の打鍵感に抵抗が無ければ、このスペックで5000円ほどの価格なのでありではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
|まとめ
いかがだったでしょうか。SE、ITエンジニア、プログラマーにとって無くてはならないキーボードですが、ちょっとこだわってみませんか?日々のお仕事が捗るようになるかもしれませんよ!