「月300時間以上働いているのに手取りたったの25万円・・・」
「今年で30代になるのに年収は400いかないくらい・・・。このまま今の会社にいていいのだろうか?」
「今の会社の仕事にやりがいを感じられない・・」
等々、IT業界で働くエンジニアの皆さんは、こんな思いを感じて日々の業務を遂行している方も少なくないと思います。今回は、そんな方々に向けた記事です。
IT市場でのエンジニアの人材不足が今後さらに深刻になると言われながらも、肝心のエンジニアの賃金に対する見直しは、満足にされていない印象です。
「デスマーチ」などといった言葉はさほど聞かれなくなったものの、未だにITエンジニアに対してブラックな待遇を強いる企業も少なくないようです。
尋常ではない時間の拘束を強いられ、給料も満足な額をもらえない。「こんな環境で働いていても何のために生きているか分からなくなるしモチベーションも上がらない・・。」そんな風に感じるのも無理はないと思います。
そんなあなたに選択肢の一つとして、個人事業主(フリーランス)になることをお勧めします。
「フリーランスなんてリスクの高い生き方は勇気がなくてできない・・。」というあなた。安心してください。今では、フリーランスとして生活していく上で力強いサポートをしてくれるエージェントが数多く存在するのです。
今回の目次
フリーランスのITエンジニアがエージェントに登録すべき3つの理由
仕事が途絶える心配がない
ITエンジニアがフリーランスになる、ということは、自分一人で会社と同じ役割をしなければならないということです。
そのため、いわゆる営業活動というものを自分でする必要があります。以前一緒に仕事したことのあるクライアントに連絡してみたり、Githubに自ら開発したプログラムのコードを公開したり、IT技術に関するブログを開設してみるなどの方法で営業していきます。
しかし、エージェントに登録すれば、このような努力をしなくても、空白期間なく働くことができます(もちろん、あえて空白期間をとって長期休養をとったり、旅行に行くことも可能です。それがフリーランスの醍醐味とも言えます。)
初回の案件の契約期間の満了に合わせて、ちゃんと次のクライアントとの面談をセッティングしてくれます。
もちろん、自分の希望にすべてマッチングする案件がない場合もありますが、その場合は場つなぎ的な案件を選んでも良いですし、人それぞれです。
自分の能力やスキルがちゃんとアピールできて、複数のエージェントに登録していれば、このような心配はさらに低くなるでしょう。
面倒な事務手続きをサポートしてくれる
個人事業主にとってやらなくてはならない面倒事の一つが、確定申告などの事務手続きです。
フリーランスは収入(単価)が高いので、シビアに節税をすることが重要になってきます。確定申告も青色申告が望ましいでしょう。しかしこれらの事務作業を全て自分で行うとなると、帳簿のつけ方から何からかなり面倒な作業になってしまいます。
しかしご安心あれ。エージェントによっては担当の税理士さんが付いていて、これらの事務手続きのサポートをしてくれます。
また、精算書や見積書などの、これまた会社員時代には縁がなかった書類を用意してくれるエージェントもあります。
ユーザーの要望に最大限に答えてくれる
ユーザーというのはITエンジニアのことです。皆さんは、会社員として働いていてこのような不満を持ったことはないでしょうか。
「本当は、自分の趣味でもあるゲーム開発の仕事をしたかった・・。」
「インフラ系の開発に携わってきたが、お客さんの顔が見えない。やりがいを感じにくい・・。」
「もっと大手の企業で自分の実力を試してみたかった・・。」
こうした要望に、できる限り応えることが、エージェントの仕事でもあるのです。コーディネーターと呼ばれるその道のプロが、あなたの要望に沿った案件をいくつか探し出し、契約成立にたどり着けるよう尽力してくれます。
まとめ
もちろん、エージェントは、あなたのフリーランス生活におけるリスクの全てをカバーしてくれるわけではありません。
例えば、あまりスキルや能力に自信がないという人が、月100万の案件を希望したところで、エージェントは魔法使いではないので叶いようもありません。基本的にフリーランスは実力勝負の世界です。
また、不慮の事故や大きい病気などにより長期の休暇を余儀なくされた時も、会社に所属しているわけではないので、保障などは一切ありません。体調管理には人一倍気をつけ、必要とあれば入院保険に加入することです。
それでも、ITエンジニアがフリーランスになる上で発生するリスクが、エージェントの存在によってかなり軽減されたことは事実です。
もしあなたが会社に属するエンジニアで、今の仕事や待遇に満足していないと感じているならば、フリーランスになるという選択も、考えてみるのもいいかもしれません。