SE、ITエンジニア、プログラマ達の右腕!こだわりのマウス5選

前回のキーボード特集に続いて、やはりSE、ITエンジニア、プログラマには必須の、マウスの特集です。

現在市場には多種多様なマウスが存在していますよね。オーソドックスなものだと千円しないものから、ゲーミング用途などでハイスペックなスイッチ、多数のボタンを装備したものなどは1万円以上する物も少なくありません。様々なマウスがありますが、エンジニアとしては日ごろ常に使うものだけに納得のいく逸品を使いたいものです。

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マウス選びのポイント

マウスを選ぶ際のポイントをいくつか挙げて、解説したいと思います。

  • マウスの形状(左右対称、非対称型、エルゴノミクス、等)
  • マウスの大きさ
  • 無線or有線
  • サイドボタン等の有無

マウスの形状

マウスの形状にもいろいろあります。

オーソドックスなのは左右対称型のマウス。メーカー製パソコンに付属のものなどはこのタイプなので、使い慣れているという方も多いかもしれません。また、左利き専用のマウスは非常に少ないので、実際には左利きの方はこの形状のものを使う事になると思います。

次に非対称型マウス。手の形に合わせて非対称な形にする事で、使いやすさをアップさせています。残念ながらほとんどの製品は右利き専用で、左利きの方は最近はこのタイプのマウスが主流となってきました。

最後にエルゴノミクス形状。これはさらに手の角度にまでマウスの形を合わせた形状です。机に手を置いたとき、自然と小指側が机に接し、人差し指の付け根あたりは机から5センチくらいは浮く形になりますよね。その手の角度に合わせて立体的な作りになっています。マウスのせいで腱鞘炎になるのを防ぐことができるということなので、今のマウスに違和感のある方は試してみてはいかがでしょうか。

マウスの大きさ

携帯性という点で小さい製品が販売されていますが、フィット感という点も重要なので、大きめの製品もラインナップされています。
大きく分けて3サイズに分けられます。

全長8センチ前後の小型、
全長10センチ前後の中型、
全長12センチ前後の大型の3つです。

この3つのサイズですが、手の大きさという要素の他に、マウスの握り方によって、向いているサイズというのがあります。

マウスを指先で掴み、曲げ伸ばしでマウスを操作するような方。所謂つまみ持ちという持ち方ですが、このような持ち方をする方は小型なものが合うと思います。つまみもちの場合、手首を机に固定して、指を動かして使うので、手首とマウスの後端の間に隙間がないと動かすスペースが取れないんですね。ですから、大型のものだと操作しづらくなってしまうのです。

もう一つの持ち方、手の平から指をマウスにかぶせるように持ち、手首が浮く様な持ち方。所謂かぶせ持ちという持ち方ですね。この持ち方の場合、大きいマウスでないと窮屈になってしまいますので、つまみ持ちとは逆に大型が向いているという事になります。

という事で、手の大きさだけでなく、マウスの持ち方で使いやすい大きさが異なるので、マウス購入の際は気にしてみて下さい。

無線or有線

マウスのケーブルというのは煩わしいものですよね。ですから近頃は無線マウスも標準的になってきました。ですが無線マウスにもデメリットがあります。その辺りのご説明を致します。

まず有線マウスですが、

メリットはやはり信頼性です。断線や接触不良がない限りマウスの接続は維持できます。また、バッテリーを内蔵する必要がないので、軽くできるというメリットもあります。

デメリットはケーブルが煩わしいという事ですね。
無線マウスのメリット、デメリット
やはり無線は携帯性が良く、ケーブルの煩わしさから解放されるというのが大きなメリットですよね。

デメリットはバッテリーが必要で、充電やバッテリー交換が必要となる事、バッテリーにより重くなってしまう事、無線の通信状態によってマウスの応答が悪くなったりする場合があり、やや信頼性が低い事が挙げられます。

このように、基本的に無線マウスは便利でいいのですが、デメリットも無いわけではないのです。

サイドボタン等の有無

最近のマウスにはマウスの側面にボタンがついており、より便利になっている製品も多くなりました。

親指サイドに2つついているのが標準的で、ブラウザの戻る、進むの機能を持たせているものや、自分でキー設定ができるものもあります。サイドの他に、左クリックボタンの左やスクロールホイールの下などにもボタンがあるものもあります。ちなみに私が使っているマウスでは計7つの追加ボタンがありますが、そのうち4つにキー割り当てをしています。コピー、ペースト、エンター、電卓起動、コントロールキーの4つです。とても便利ですよ!

おすすめマウス紹介

ここからはマウスの紹介です。

1、ロジクール Wireless Mouse M235

無線式の小型マウスで低価格ですが信頼性の高いマウスです。特に追加機能等の無いオーソドックスなタイプですが、高い信頼性と、左右対称型で、どなたでも使える汎用性の高いモデルです。

参考価格:1600円

メーカーページ

2、ロジクール M720 TRIATHLON Multi-Device Mouse

こちらもロジクールの製品です。中型の無線マウスですね。単三電池1本で24か月使用可能というまさにトライアスロンなタフさです。また、特徴的なのは、3台までのPCをこのマウス1台で操作できるという事です。PC切り替えボタンがあるので、それで操作するPCを切り替えることで、3つのマウスを使い分ける必要がなくなります。トライアスロンたるゆえんですね。キー設定可能なサイドボタンもありますし、高速スクロールホイールもあります。このスクロールホイールなのですが、慣れると病みつきです。縦に長いサイト等で一度指でスクロールすると、ずーっとホイールが回ってくれて、一気に下までスクロールできます。便利です。

参考価格7250円

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3、ELECOM EX-GUltimateLaserマウスシリーズ

ELECOMの全部入りマウスといった感じの製品です。サイズはL,M,Sサイズあるのでお好みで選べます。無線の非対称型で、手になじむデザインです。5つの追加ボタンに、さらにチルトホイールも装備。チルトホイールというのは、ホイールを左右に倒すと左右にスクロールする機能を搭載しているホイールで、Excelなどで重宝します。2016年11月現在、Amazonでは3000円ほどで購入可能になってます。かなりお得ではないかと思います。

参考価格約9000円

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4、Razer Naga Chroma

こちらはゲーミングデバイスメーカーRazerの無線マウスです。繊細はゲームプレイに特化した設計なので、とにかくスペックが高いです。世界最高レベルのセンサーを装備し、わずかなマウスの移動も検知。当然チルトスクロールホイール。そして最大の特徴である、圧巻の12個のサイドボタン。こんなに使いきれない…いや、使い切れないとしても、使いやすいいくつかのボタンがあればそれはそれで有用ですよね。個人的には、この、親指でつかむ位置にボタンがあるというのが使いやすいと思っています。普通のサイドボタンは親指でつかむ位置の少し上にあるので、親指を上に動かさないと押せないんですね。ですがこの製品の配置だと、親指の位置はそのままで、少しずらして力を入れるだけでサイドボタンを押せるんです。これは良いですよね。

少々変わり種ですが、変わった外観だけじゃなく、しっかり機能性もあるマウスです。

参考価格:約10000円

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5、ELECOM DUXシリーズ M-DUX30BK

最後にご紹介するのは私が現在使用しているマウスです。追加ボタンが7つと十分な数あり、形状、大きさがちょうど良く、使いやすい。そして現在約2500円で手に入るというリーズナブルさ。一点残念なのは有線というところですね。その代り信頼性、軽さ、低価格というメリットを得ているのでまあいいかという感じですが。これで無線モデルがあったら個人的には最高です。

参考価格2500円

メーカーページ

まとめ

いかがだったでしょうか。

多種多様な製品がラインナップされている、マウスですので、好みも人それぞれかと思いますが、今回ご紹介したマウスの比較項目や、5つのおすすめマウスなどを頭の片隅に入れて電器店で実際にたくさんのマウスに触ってみてはいかがでしょうか。

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