以前、サーバーサイドで動くJavaScriptであるnode.jsについての本をご紹介しましたが、その大元であるJavaScriptについての紹介はしていなかったので、今回は、JavaScriptの入門書についてご紹介します。
JavaScriptは、Webサイトなどに代表されるフロントエンドのシステム開発に今や欠かせない言語となっており、需要も多く、書きやすい言語としても知られるので、プログラミング初心者の方にも大変おすすめの言語です。
今回の目次
オススメJavaScript入門書5選
1、初めてのJavaScriptプログラミング
著者:多羅樹
価格:250円(kindle版)
ページ数:79ページ
販売者: Amazon Services International, Inc.
Javascriptはもとより、プログラミング自体が初めての方に向けて書かれた本です。
ページ数は78と、ボリュームはありませんが、価格が250円とその分割安になっています。
内容は、Javascriptの基礎の基礎から、後半は、実際に動作する簡単なプログラムを題材に作る構成になっています。
構成が綺麗にまとめられており、丁寧な内容なのでプログラミングの入り口としては最適なのではないでしょうか。
2、ゲームを作りながら楽しく学べるHTML5+CSS+JavaScriptプログラミング
著者:田中 賢一郎
価格:1620円(kindle版)(kindle unlimitedなら無料)
ページ数:397ページ
出版社:インプレスR&D
出版日:2013/10/11
実際に、フロントエンドの開発をするとなった時には、JavaScriptだけでなく、HTMLやCSSの知識が必須となることが多いですが、本書は、まさにそれらの言語の知識が全くない人のための基本書となっています。
後半は、実際の高校生に教えたことがあるという著者の経験をもとに、若い人でも興味を持ってもらえるようなサンプルゲームが作れるような構成になっています。
3、3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門 (今すぐ使えるかんたんプラス)
著者:大津 真
価格:2570円(2017/1/19)
ページ数:320ページ
出版社:技術評論社
出版日:2010/6/4
1,2,と電子書籍ばかりを紹介してきましたが、紙の書籍で入門書を選ぶならこれです。発売が2010年と古いのが難点ですが、1冊を通して、JSの基本的な表記法・文法について書かれているので、JS初心者が最初に選ぶ本としては最適な書です。
また、全体的に図解や挿絵がふんだんに盛り込まれていて、これまでのプラグラミング本にありがちな、無機質な文字列が羅列されている参考書が苦手な人にもオススメです。
ただし、HTMLについての解説が少ない&バージョンも古くなっているので、HTMLについてあまり詳しくない人は、HTML5についての本も合わせて購入すると良いでしょう。
4、スラスラわかるJavaScript (Beginner’s Best Guide to Programmin)
著者:生形 可奈子
価格:2484円(2017/1/19現在)
ページ数:420ページ
出版社:翔泳社
出版日:2013/3/16
こちらもまた、プログラミング自体が初めてという人から苦手意識を持つ人に向けた、JS入門書となっています。
「3ステップでしっかり学ぶ JavaScript入門」と同様、図解が多く、分かりやすい日本語で書かれているので、より幅広い層にリーチする入門書と言えるでしょう。
単にJSの基本だけ解説するのではなく、後半には、jQueryやAJAXについても触れられています。
5、改訂新版JavaScript本格入門 ~モダンスタイルによる基礎から現場での応用まで
著者:山田 祥寛
価格:3218円(2017/1/19現在)
ページ数:456ページ
出版日:2016/9/30
今現在、最も読まれているJavaScriptについての本が、昨年6年ぶりに改訂されたものです。
JS関連のリファレンス本としては、最も丁寧に隅々まで網羅した内容と言えるのではないでしょうか。
JavaScriptは、実はjQueryの知識があれば機能の実装ができてしまうような側面もあり、そのようなレベルにいる人が、JSについてより深い知識を得たい人に最適な参考書です。