フリーランスがエージェントを比較するとき、注意しておくべきポイント6つ

エージェント比較はこれだけ押さえておこう!!


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フリーランスとして活動していく上で、エージェントの活用は必要不可欠となっている人も多くなっていると思います。

しかし、フリーランスになりたての方は、何を基準にエージェントを選べばいいか分からないかもしれません。

複数登録できるとはいえ、今やちゃんとしたコーディネーターの人がいて、様々なサポートをしてくれるエージェントだけでも、20〜40社ほどあると思われます。

休みの日を使って面談にいくだけでも一苦労ですし、エージェントは主に都内に存在しますので、遠方の方はそれだけで1日が終わってしまう可能性もあります。

そこで今回は、初めてエージェントを選ぶ、といったシチュエーションの時に、なるべく失敗しないための6つのポイントを紹介していきたいと思います。

エージェント選びに失敗しないための6つのポイント

1、案件の更新頻度が高いかどうか

案件情報を見る際、注意したいのは総案件数で判断しない、ということです。総案件数が多くても、もう募集を締めきっている案件を載せ続けているサイトがあるからです。中には、会社創立からの案件情報をずっと載せ続けているようなところもあるので注意が必要です。

案件情報を見るときには、そのサイトの案件の更新頻度を一つの尺度とすることが大事です。

調べ方としては、掲載開始日時がいつか、「新着」や「NEW」などのしるしが付いているかなどを手掛かりにします。

しかし、サイトによっては、掲載開始日が載っていなかったりします。その場合は、その案件のIDを調べる方法があります。IDとは、案件ごとに割り振られる番号のことで、そのまま案件情報の表に記されている場合もあれば、案件ページのURLに記されていることもあります。案件ページを見るときは、アドレスバーにも注意してみるのもコツの一つです。

2、サイトが作りこまれているかどうか

これは考えてみれば当たり前の話で、ITエンジニアの案件を紹介するのが仕事のエージェントが、その自社サイトの開発に手を抜いているようでは、あまり良いエージェントとは言えないことが多いからです。

HPの開発をしている人などはよくお分かりでしょうが、サイトのデザインや使いやすさやボリュームなどを総合的に判断して、イマイチだなと感じるようなエージェントは、避けておいた方が無難といえるでしょう。見た目がダサいサイトのエージェントは、中身もそれなりです。

3、コーディネーターの顔と名前、プロフィールを公表しているかどうか

1と2だけでもだいぶ絞られてくるのですが、もう少し細部にも注意していきましょう。

コーディネーターとは、エンジニア一人ひとりを担当する、マネージャーのようなものです。最初の面談から始まり、クライアントとの面接に同行してくれたり、プロジェクト参画後も頻繁に連絡を取り、状況を共有したり悩みを相談してくれたりします。

一般的に担当の方は、半年とか1年ごとに変わるのが通例ですが、誰だって最初にエージェントを訪問する際は、担当者の顔や人柄、雰囲気などが気になるものです。

コーディネーターがITに詳しい人かどうか、そうでなくても人柄が良さそうか、単純に顔が好みとかなんでもいいですが、その人の顔写真やフロフィールが乗っていればある程度推測できます。お気に入りの人がいれば直接担当をお願いしてみるのも良いでしょう。

4、支払いサイトを明示していて、短いかどうか

支払いサイトとはその月の締め日から代金が支払われる支払日までの期間を指します。

例えば30日サイトの場合、3月分の労働に対する給料は、4月30日に支払われることになります。普通に考えて、この期間は、なるべく短いのが理想的ですよね?特にフリーランスになったばかりの人にとっては、収入が全くない期間が長くなってしまう可能性があるため死活問題となります。

しかし、あまり支払いサイトが短いエージェントは、その分手数料を多くもらっている場合もあるので、要確認です。

5、運営会社のメイン業務が、エージェント業かどうか

一般的な企業は、複数の事業を同時に行っていて、一つの事業をメイン事業として展開しているところがほとんどです。当然メイン事業に一番力を入れています。

これはフリーランスエージェントにも同じことが言え、案件紹介などのエージェント業が本業や専業である会社の方が、サービスが充実していることが多いです。

どうやって調べたらいいのかというと、ウェブサイトを参考にしてみるのが良いでしょう。エージェント自体のサイトやその運用会社のサイトのヘッダーかフッター部分に、会社概要という項目があると思います。そのページに載っている事業内容という欄の順番で、一番上にある事業が、その会社のメイン事業です。

一概には言えませんがITに関する人材事業が一番下にあるような会社は、避けたほうが良いでしょう。

6、自社特有の強みがあるかどうか

各エージェントのサイトをざっと見回してみても、どれも変わり映えなく思えるかもしれません。しかし、よく見てみるとそのエージェント独自の面白い強みをアピールしていることがあります。

「週2、3日からOK」、「インフラ案件に特化」「年間365日フル稼働」「マージンを公開している」などなど。

他の会社にはない、独自の価値を提供しているエージェントは、それだけで魅力的だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。エージェント選びに注意してほしい項目をいくつか並べてみました。

フリーランスのエージェントにとって、良いエージェントに出会うことは自身のキャリアにとってもとても重要です。とは言っても、深く考える必要は全くなく、気に入らなければ案件が終わる際にエージェントを変えればいいだけの話です。ただ、全く無作為に選ぶより、少し吟味してエージェントに登録した方が良いのは間違いないでしょう。

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