フリーランスにクレジットカードは必要!?メリット5つとオススメカード3選

先日フリーランサー向けのアウトソーシングサイト「Lancers」がフリーランスと共にフリーランス向けのクレジットカードを開発するとの記事を目にしました。

ランサーズ、フリーランス向けクレジットカード『FreCa(フリカ)』を開発・発行へ

とても素晴らしい試みだと思い、エンジニアに限らずフリーランスがクレジットカードを持つメリットとオススメのクレジットカードについて記事にしてみようと思いました。

フリーランスがクレジット利用するメリット5つ

フリーランスがクレジットカードを所有するメリットは結構あります。

ここでは5つほど紹介していきます。

1、経費計上が楽になる

確定申告などの税金関係でMFクラウドなどの会計ソフトを使って経費計上しているフリーランスの人も多いかと思いますが、こうした会計ソフトではクレジットカードを利用した取引情報の明細を自動取得してデータを入力してくれます

このため、フリーランスの方は個人利用のクレジットカードと事業利用のクレジットカードを複数枚持っていると色々と便利になります。

2、支払いを先延ばしにできる

一般的な会社員などと違い、フリーランスは金銭の流れが不安定なことが多いのが実情です。クライアントから支払われる報酬が翌々月になったりすることなんてザラですし、パソコンや高額の事務用品など一時的に出費が重なることもあり得ます。

この点クレジットを利用していればお金を使った瞬間にすぐ手元から消えてなくなるわけではなく、キャッシング機能などもありますので急なキャッシュフローの悪化によって窮地に陥る可能性は限りなく低くなるのです。

※支払いを先延ばしにできると言っても1ヶ月では短すぎると思う方もいるかもしれません。しかしクレジットには複数払いやボーナス払いといった支払い方法もありますね。あまり気持ちの良いものでは無いかもしれませんが安心感を得るだけでも効果はあると思います。

3、使用履歴によって個人の社会信用が生まれる

フリーランスや独立起業した人にとって頭を悩ませる問題が家のローンや自動車のローンを組みにくいという点です。

クレジットカードを使用するとその利用情報は信用情報機関というところに全て登録されてしまいます。どこのクレジットカードを使おうが容赦無く登録されます。

このような利用履歴をクレジットヒストリーといい、こちらの情報を始めとした利用状況の良し悪しで金融機関は個人の信用の有無を審査しているのです。

支払いが滞ったりすると個人の信用を落としてしまい逆効果なのですが、逆に支払いがちゃんとしていて適度な借入のあるクレジットヒストリーは金融機関から高く評価され、高額なローンを組みやすくなるというわけです。

フリーランスでいくら大金を稼いでいようと、ほとんどの支払いを現金で済ませているようだとクレジットヒストリーという面で金融機関からは高い評価は得られていないのでご注意ください。

4、ポイントが貯まる

クレジットカード利用のメリットで一番有名なのはポイントが貯まるということですよね。

今では個人商店的な場所以外のほとんどでクレジットカードを使うことが可能です。

例えば楽天カードなんかは全ての買い物の値段の1%のポイントが付きます。極端な話、年間の金銭の支払いのほとんどを楽天カードで済ませたとして100万円の買い物をした場合1万円のポイントを手にすることができます。300万円だと3万円です。

現金だとこうゆう訳には行かないですよね。T◯UTAYAカードなんかもありますが限られた店舗でしか使えないしそもそもポイントを貯めるだけのカードを持つというのもあまりスマートではない印象があります。

5、おサイフケータイ、電子マネーにもチャージできる。

現在金融関係でもIT化がどんどん進んでいて現金による決済に頼らないキャッシュレスが話題になっています。

クレジットカードによる支払いもキャッシュレスの一種なのですが、レジでスマホをかざすだけで物品が帰るおサイフケータイや電子マネーなどがより手軽ということで若者を中心に広まっています。

海外などではよりメジャーになっているこのキャッシュレス化の流れ。中国では全体の60%、スウェーデンでは実に90%以上がキャッシュレスの決済になっているようです。

例えば、楽天カードなどのクレジットカードはそのまま楽天Edyという電子マネーにチャージすることができます。もちろん楽天ポイントも貯まります。

エンジニアの方などは特にスマホを始めとしたガジェットがお好きかと思いますが、ショッピングなんかをするときにスマホだけ持って全部を済ませられた方がスマートですし便利ですよね

フリーランスはクレジットカードを作りにくい!?

フリーランスの人は一般的にクレジットカードを作りにくいなんて言われています。

それは正直な話本当で、やはり会社員と違って月々安定した給料が入る保証がどこにもないというところがネックのようです。

今現在会社員として働いていてこれからフリーランスになるという人は今のうちに(できれば複数枚)クレジットカードを作っていた方が良いと言えるでしょう。

しかし、フリーランスの人がクレジットカードを圧倒的に作りにくいかというとそんなことはありません。

今は比較的審査の通りやすいクレジットも増えていますし、フリーランスとしての勤続年数を増やす・クレジットヒストリーを良好にする・キャッシング枠をなくすなどの工夫でいくらでも金融機関の信用は高めることはできます。

ここでは、フリーランスにおすすめのクレジットカードをいくつか紹介します。

主なクレジットカードの種類

クレジットカードの種類は大きく分けて次の4種類になります。

  1. 銀行・独立系
  2. 信販系
  3. 流通系
  4. 消費者金融系

このうち、最も作りにくいのが1番の銀行・独立系で、作りやすいのが4番の消費者金融系です。

4番の消費者金融系は審査が早く通りやすいというメリットがありますが、取引情報として消費者金融とのやり取りが残ってしまい、後々高額の融資や住宅ローンがしにくくなる可能性が出てきてしまいます。1〜3のカードの審査が通らない時の最終手段と考えた方が良いでしょう。

フリーランスの方に一番おすすめなのは、比較的審査が通りやすく加盟店利用などでポイントが貯まりやすい楽天カードを始めとした流通系のカードです。

フリーランスにオススメのクレジットカードBEST3

楽天カード

流通カードの中でもダントツで審査が通りやすい事で有名な楽天カード。ポイントが貯まりやすいのも魅力。楽天カードマンのCMでその存在を知っている人も多いでしょう。国内クレジットカード業界でも圧倒的なシェアを誇ります。

楽天市場や楽天トラベルで楽天カードを使用するとなんとポイントが3倍になり3ポイントもらえます。

Yahoo!JAPANカード

Yahoo!JAPANカードはYahooショッピングやTポイントが貯まる店(TSUTAYAやファミリーマート)を多く利用する人にオススメのカードです。

通常利用でも1%ポイントが還元されるのに加え、Tポイント加盟店で使用すると2ポイント、Yahooショッピングで使用すると3%もポイントが貯まります。

さらに、新規申し込みで最大10,000円のTポイントがもらえます。

イオンカードセレクト

イオンカードはイオングループが発行している主婦のみなさんがよく利用している事で知られるクレジットカードです。

ポイント還元は上記2カードに劣りますがイオン銀行のキャッシュ機能が付いているイオンカードセレクトを作ると他行への振り込みや他行での引き落としなどの手数料が諸々お安くなります

新規入会で最大6,000円ときめきポイント(WAONポイントと変換できます)をもらえるので作っておいて損はありません。

まとめ

いかがだったでしょうか。フリーランスをする上でクレジットカードを持つことがいかに重要かお判り頂けたかと思います。

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